これまでに発刊された事務服のカタログ79冊をアーカイブ

フォークに保存されているカタログで、一番古いものから最新のカタログの表紙を集めました。
事務服の製造販売を始めたのは1960年で、フォークに現存する最古のカタログは1962年です。
時代と歴史を感じられる貴重な資料です。

1950年から1980年前半

高度成長期にあたる1960年代の事務服は「スモック」と呼ばれる私服の上に着用する作業着
が主流でした。「OL(Office Lady)」という言葉が定着して
使用されるようになった1970年頃から徐々に女性らしい色や形に変化していきます。

1980年前半から2000年前半

女性が社会で活躍し始めた昭和のバブル期以降は、ファッショナブルな表現が
多く見られます。強さへの憧れがあった時代で、ジャケットだけでなく、
ブラウスにも肩パッドがついていました。カタログも「クール」で「カッコいい」表現です。

平成中期のカタログでは外人モデルを起用し、海外ロケを行うなど、まさに事務服の
黄金期を象徴しています。

2000年代前半~2010年代後半

2000年以降、事務服のカタログ名は「nuovo(ヌーヴォ)」に統一されました。
2001年に白衣事業に参入したことで、会社名ではなく独自の名前を付ける
こととなりました。

平成中期は「愛され可愛い」がファッションのトレンドで、タレントや芸能人など
を起用した甘いテイストの表紙が印象的です。

2010年代後半~現在

平成後期~令和にかけては、各企業での働き方改革や働き方の多様化により
「自分らしく働く」女性が増えました。
また、事務職員の中心年齢が40歳を超えたことで、これまでのベスト&スカートスタイル
だけでなく、パンツスタイルが表紙にも登場しました。

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