埼玉医科大学国際医療センター

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救命士がデザイン担当・プリント入りスクラブが一体感を生んだ
がん、心臓病、救命救急の高度専門医療に特化
埼玉医科大学国際医療センターは、がん、心臓病、脳卒中を含む救命救急といった高度専門医療に特化した病院です。
「安心で安全な満足度の高い医療の提供をし、かつ最も高度の医療水準を維持する」ことを基本理念として、埼玉県全域に専門性の高い医療を提供しています。
2015年2月には、病院の国際評価機関であるアメリカのJCI(Joint Commission International)から、日本の大学病院として初めて認証を受けました。患者さんへ安心や安全をもたらすために、院内ではさまざまな取り組みを行っています。例えば、病院内にあるコンビニやコーヒーショップのスタッフも一次救命処置ができるほか、災害拠点病院として、埼玉県西部の医療従事者の教育的な役割も担っています。

医療従事者向けに脳卒中の研修会を開催
同センターは地域の拠点病院として、地域医療発展のためのさまざまな研修会を企画・開催しています。PSLS(Prehospital Stroke Life Support、脳卒中病院前救護) コースもその一つ。
脳卒中はできる限り速く治療を始めることが大切です。
PSLSでは脳卒中について、病院に搬送される前から、専門的な治療に引き継ぐまでの対応を学びます。
複数の部署のスタッフたちが開く研修で、受講者は地域の医療従事者や、救急搬送する消防隊員たちです。
これまでPSLSのメンバーは、それぞれの部署のユニフォームを着ていましたが、統一感を持たせ、受講者と見分けがつきやすいように、ユニフォームを統一することになったのです。
PSLSの新しいユニフォームが、フォークのPANTONE(パントン)スクラブ。
32 色ものカラーバリエーションがあるのがポイントです。
「ほかの病院で着ていないカラーにしたい」と、全てのカラーバリエーションをスクリーンに映し出し、メンバーの人気投票で決まったのが、エメラルドの カラー。ジェンダーレスに着ることができるカラーが支持されました。




スクラブ背面にデザインしたものとは?
独自性のあるエメラルドカラーのスクラブを採用したPSLSチーム。
実は新しいスクラブにはもう一つ、オリジナルなポイントがあります。
スクラブの背中の部分に、研修会のテーマである「脳」をイメージしたポップなプリントが描かれているのです。
プリントの図案を考えたのはPSLSのメンバーである救急救命士の女性。
病院の英字ロゴも入ったエメラルド×白の配色が目を引きます。
※フォークのプリントサービスは、チームや病院のロゴ入れのほか、今回のようなオリジナルのデータもプリントできます。

「チームの士気が上がった」ユニフォームの効果を実感
メンバーに新しいスクラブ導入後の変化を聞いてみました。
「軽くて動きやすく、蒸れない」と快適性はもちろん、
「一体感が生まれ、チームの士気が上がっています」と、
ユニフォームがもたらすチームワークの効果も感じてくださっています。

