気胸、鼠経ヘルニア、股関節疾患で高い専門性

玉川病院は深い緑に囲まれた閑静な環境にあり、春は桜、秋は紅葉が楽しめます。
また、丘の上にあるので東京を代表する多摩川を一望できます。

公益財団法人として医療を通じて社会に貢献する玉川病院では、急性期から回復期までの医療をノンストップで実施。24時間365日体制で救急患者を受け入れ、32の診療科が連携を取り対応しています。病床数は381床です。 特に気胸や鼠径ヘルニア、股関節疾患では専門性を発揮し、患者は全国から訪れます。手術支援ロボット「ダヴィンチ（Da vinciX）」を導入し、従来の鏡視下手術に加え、玉川病院で選択できる低侵襲手術の幅が広がりました。回復期では急性期から切れ目のない回復期リハビリテーションに取り組むことで、無理のない在宅復帰をサポートします。新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行後も引き続き、新型コロナウイルス感染症の診療と救急や手術など一般診療の両立を図っています。

5年に一度のリニューアル　委員会を立ち上げ

玉川病院では、事務服のリニューアルを5年ごとに行っています。
今回は事務部門から代表者を選び、9人で構成する委員会を立ち上げ、半年ほどかけて絞り込みました。

「前はベスト、ブラウス、スカートの一般的な事務服でした。新しいユニフォームは『アイテム数を減らしたい』『動きやすいものを』という声が多く、この2つを軸に絞り込みました」

ほかにも胸元が空きすぎない、胸ポケットやサイドポケットはほしい、などの要望が上がりました。
「どんな年代も心地よく着ることができるユニフォーム」を追求し、晴れて決定した新しいユニフォームは、従来とがらりと印象を変え、オーバーブラウスになりました。

「汗じみのしにくさと、ポケットの多さがポイント」

実際に着心地をスタッフに聞いてみました。
「胸元があきすぎず、医療機関らしく気に入っています。襟がまるいので、かわいさや柔らかい印象が出るのもいいです」
導入前は通年半袖だと、冬は寒くないか心配だったそうですが、カーディガンを羽織ることができるうえに、冬は暖房も効いているため問題なく過ごせたそうです。

実はこのオーバーブラウス、見た目だけではなく、機能も工夫されています。洗濯を繰り返しても高い消臭効果を保つ機能糸を使っています。

「汗の臭いが気にならないのと、明るめの色なのに汗じみにならない点もポイントが高いです」
もう一つ、スタッフたちから好評なのが、両腰ポケット、胸ポケットとポケットの多さです。

「両腰のポケットは、右内側の小さなポケットに印鑑、反対側のポケットにスマートフォン。胸ポケットにペンとみんな分けて入れています」

「胸ポケット口に名札のクリップをとめると筆記具と干渉してしまうので、名札ポケットを活用しています。このポケットいいですよね」

組み合わせ自由のボトムス　入職するスタッフにも好評

ユニフォームの大きな特徴がボトムスの選択肢の広さ。キュロット、スカート、パンツの3タイプから3枚選べます。だからキュロットだけ、キュロット、スカート、パンツ1枚ずつなど組み合わせは自由です。

「その日の体調や気分に合わせて好きなものを選べるがいいです。新しく入職する方たちにも『こんなに選べるんですか？』と驚かれます」
事務スタッフは段ボールを運んだり、脚立に上ったりと動くことが多いので、動きやすいボトムスは大切です。新しいユニフォームになってからホームクリーニングに代わり、好きなタイミングで洗濯できるようになったことも嬉しい変化だそうです。

患者さんや他の部署のスタッフからも好評という、今回のリニューアル。お話をうかがったスタッフの方たちが「ユニフォームを着ると仕事へのスイッチが入ります」と話してくださり、仕事への情熱が伝わってきました。

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