滝川市立病院
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日勤、夜勤を区別できるジップスクラブが叶えた 働きやすい職場づくり
ワークライフバランス推進へ、残業時間を見直し
北海道にある滝川市立病院は、7つの専門外来、13の診療科を有する急性期病院です。
二次救急病院として地域医療の中核となり、患者さんの治療に取り組んでいます。
滝川市立病院が注力しているのが病院スタッフのワークライフバランスの推進。
平成28年日本看護協会WLB推進事業に参加後から看護部が中心となり、残業時間の見直しや業務量調査を行い、働きやすい環境づくりを進めています。

「日勤、夜勤が一目で分かるウエアを」予算内で納得の1着


職場環境を整える一環として、ユニフォームもリニューアルしました。
スタッフが、夜勤者が分からず、日勤者に声をかけることがよくありました。
仕事を頼まれると対応するため、残業時間が増えるケースもあったんです。
このため日勤、夜勤の区別を明確にしたいと考えました。
とはいえ、日勤と夜勤それぞれユニフォームを用意するのは、予算的に厳しい状況でした。
たくさんのユニフォームメーカーのカタログを探す中で見つけたのが、フラップつきのジップスクラブ。
左袖の蛍光オレンジ色のフラップを出し入れするだけで夜勤者、日勤者の区別がつきます。







「こんないいウエアがあるんだと驚き、すぐに提案しました」
「リニューアル後は、看護部長らが現場で素早く夜勤者を把握できるようになり、コミュニケーションが円滑になりました」
周りの反応も変化したといいます。
「先生や他の職種のスタッフが『夜勤なんだね』と声をかけてくれるようになりました。
スタッフのモチベーションも上がったように思います」
動きやすいニット素材も好評
リニューアルの効果は、ほかにも出ているといいます。
滝川市立病院では、職種ごとで区別がつくように様々な色の制服を着用しています。
紺色が看護部のカラーなのですが、白いウエアに比べて下着が透ける心配もなく、すっきり見えると好評です。
今回のモデルチェンジでは背中にニットを使用したタイプのスクラブに変更しました。
「ニットで動きやすく、ポケットが大きくなり、物を落とさなくなったのもポイントです」
また、紺色のスクラブをベースに、袖の折り返しや首回りのワンポイントカラーがミディアムブルー、チェリーピンク、バーガンディの3色から選べる楽しさもあります。患者さんから「ラインの色がかっこいいですね」とほめられることもあるそうです。
視認性や機能、デザインなど満足度の高いユニフォームが、現場の士気を高めています。

ご着用いただいている品番

7088SC
ジップスクラブ
背面にニット素材を施すことで動きやすさを重視した、袖のアシンメトリーがオシャレな前センタージップの男女兼用スクラブ。カラーバリエーション豊富なので、一つの商品で部署ごとに色分けした採用が可能に。左袖ポケットの蛍光フラップは、出す・入れるの着方で日勤夜勤の勤務を識別する役割を果たしてくれます。

背面にニット素材採用衣類内の熱や不快感を排出する設計

7088SCのカラーバリエーション